ヘンリヒ・シュティリング自伝 : 真実の物語
著者
書誌事項
ヘンリヒ・シュティリング自伝 : 真実の物語
(ルリユール叢書)
幻戯書房, 2021.6
- タイトル別名
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Henrich Stillings Jugend, Jünglingsjahre, Wanderschaft und häusliches Leben
ヘンリヒシュティリング自伝 : 真実の物語
- タイトル読み
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ヘンリヒ シュティリング ジデン : シンジツ ノ モノガタリ
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注記
翻訳の底本はレクラム文庫版 (Reclam, 1968)
ユング=シュティリング[1740-1817]年譜: p403-424
内容説明・目次
内容説明
聴衆の前で話しているとき、シュティリングは水を得た魚であった。話しているうちに彼の頭の中で概念がどんどん発展していき、しばしばすべてを言い表すための十分な言葉を見つけることができないほどだった。話しているとき、シュティリングという存在そのものが明るく晴れわたり、混じりけのない生命とその表出そのものになった。貧困に負けず学問を続けて大成する、独学者の数奇な人生行路を描いた18世紀ドイツの自伝文学。「疾風怒涛」運動の中心人物ゲーテ、観相学者ラヴァーター、思想家ヘルダーらとの親交から生まれた、“ヴィルヘルム・マイスター”よりも大衆に読まれた教養小説。本邦初訳。
目次
- 第1部 ヘンリヒ・シュティリングの少年時代(ヴィルヘルムとドロテの結婚;ヘンリヒの誕生と母ドロテの死 ほか)
- 第2部 ヘンリヒ・シュティリングの青年時代(祖父亡きあとの家;学校教員への夢 ほか)
- 第3部 ヘンリヒ・シュティリングの遍歴時代(シャウベルクの天啓;大商人ホーホベルク ほか)
- 第4部 ヘンリヒ・シュティリングの家庭生活(シェーネンタールの新生活;最初の白内障手術 ほか)
「BOOKデータベース」 より