幻想と怪奇の英文学
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幻想と怪奇の英文学
春風社, 2014.4
- [1]
- タイトル読み
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ゲンソウ ト カイキ ノ エイブンガク
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注記
編集委員: 臼井雅美, 金津和美, 下楠昌哉, 東雅夫
ブックガイド: p[343]-361
注・参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
ジェイムズ・ホッグからアンジェラ・カーターまで。気鋭の英文学者らによる、本格的な研究・批評の集成!充実の“ブッグガイド”と、日本における幻想文学研究を展望する“対談”を併録。
目次
- 第1部 西洋怪奇のジャパネスク(分身—ジェイムズ・ホッグと芥川龍之介;美しき吸血鬼—須永朝彦による西洋由来の吸血鬼の美的要素の結晶化)
- 第2部 驚異から幻想へ(幻想のアマゾン族—古代から中世への変遷;神の祝福か、悪魔の呪いか—魔術師マーリンの予言;舞台に現れた死者たち—初期近代イングランド演劇に見る“幻想”の萌芽)
- 第3部 ゴシックとファンタスティツク(アン・ラドクリフ『イタリアの惨劇』における幻想性と怪異感;血と病と男たちの欲望—トマス・ハーディ「グリーブ家のバーバラ」の彫像;植民地の逆襲と、あえてその名を告げぬ民族主義—オスカー・ワイルド「カンタヴィルの幽霊」の喜劇性、ゴシック性、政治性;超自然のもたらす「リアリティ」—ウィリアム・シャープの「ヒラリオン神父の激情」とフィオナ・マクラウドの「森のカハル」をめぐって)
- 第4部 幻想と怪奇の現代(クローン人間創世紀—カズオ・イシグロの『わたしを離さないで』;幽霊たちのいるところ—エリザベス・ボウエン「猫は跳ぶ」に見る幽霊屋敷の系譜;恐怖と欲望の操り人形—アンジェラ・カーターのカーニヴァル劇場)
「BOOKデータベース」 より