貧民の帝都
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書誌事項
貧民の帝都
(河出文庫, [し13-13])
河出書房新社, 2021.6
- タイトル読み
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ヒンミン ノ テイト
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注記
初版: 文春新書2008年刊
シリーズ番号はブックジャケットによる
養育院年表: p225-229
内容説明・目次
内容説明
帝都の恥隠しか、福祉の柱か。維新直後・無政府状態の江戸市中は、こじきの都と化した。旧幕以来の弾左衛門、車善七配下の賎民組織も窮民救済に組み込まれた。身寄りのない子どもから老人たちの悲惨な実態を追い、資本主義の父・渋沢栄一がいかに貧民救済事業に尽力したか、今に続く苛酷な近代化政策の裏面史を描く。
目次
- はじめに—大都市の宿命に抗して
- 序章 山手線の男
- 第1章 混乱と衰微の首都
- 第2章 困窮民を救え
- 第3章 さまよう養育院
- 第4章 帝都の最底辺
- 第5章 近現代の暗黒行政
- 最終章 小雨にふるえる路上生活者
「BOOKデータベース」 より