ハロルド・ピンター : 不条理演劇と記憶の政治学

書誌事項

ハロルド・ピンター : 不条理演劇と記憶の政治学

奥畑豊著

彩流社, 2021.6

タイトル別名

Harold Pinter

ハロルドピンター : 不条理演劇と記憶の政治学

タイトル読み

ハロルド・ピンター : フジョウリ エンゲキ ト キオク ノ セイジガク

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注記

ハロルド・ピンター略年譜: p167-174

主要参考文献: p175-182

内容説明・目次

内容説明

「記憶の政治学」というテーゼ。劇作家ピンターにとっては「ホロコースト」という問題がきわめて大きく関係しているのだった。「言語」に関わるピンターの問題意識を考察し、彼の作品に描かれたミスコミュニケーション、あるいは「歪曲されたコミュニケーション」と名付けられた表象を分析し、それらに表出する記憶の政治学のあり方を深く鋭く読み解く。

目次

  • 第1部(ホロコーストのあとで(1)—言語、政治、記憶;ホロコーストのあとで(2)—ピンター劇と歪曲されたコミュニケーション)
  • 第2部(死産するスタンリーと声の剥奪—『誕生日パーティ』から後期政治劇へ;何かが起こる/何も起きない—『温室』の再発見と風刺的イメージ;言語、政治、記憶—『管理人』と『帰郷』における禁忌の問題)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BC07728653
  • ISBN
    • 9784779127540
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    188p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
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