父・福田恆存
著者
書誌事項
父・福田恆存
(文春学藝ライブラリー, 雑英 ; 33)
文藝春秋, 2021.6
- タイトル別名
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父福田恆存
- タイトル読み
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チチ・フクダ ツネアリ
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注記
『父・福田恆存』(文藝春秋, 2017.7)を底本とし、加筆修正したもの
内容説明・目次
内容説明
父・福田恆存と「友達」のように仲が良かった著者は、その影響で演劇の道に進む。やがて病に倒れ老いゆく父と確執を抱え、悩み、父の名を穢すまいと引導を渡す…。遺された手紙を紐解き、「鉢木會」での大岡昇平、中村光夫、吉田健一、三島由紀夫らとの交友、家族への情愛、長く苦しい父子の葛藤を、懐古と悔恨を込めて描く追想記。
目次
- 第1部 父からの手紙(これはじゆうのめがみです;ロープは最後まで放してはいけません;會食頗る愉快の想ひに御座候)
- 第2部 鉢木會・断章(晩年の和解—大岡昇平;恆存のボヤキ—中村光夫(1);詩劇について少々抱負を—中村光夫(2);チャタレイ裁判—吉田健一(1);骨身に応へる話—吉田健一(2);暗渠で西洋に通じてゐるのは—三島と福田;鈴木會の連歌帳—そして、神西清)
- 第3部 父をめぐる旅路(近代日本をいとほしむ—L嬢の物語;恆存の晩年;生きることと死ぬことと—エピローグ)
「BOOKデータベース」 より