戦前昭和の猟奇事件
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戦前昭和の猟奇事件
(文春新書, 1318)
文藝春秋, 2021.6
- タイトル読み
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センゼン ショウワ ノ リョウキ ジケン
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内容説明・目次
内容説明
昭和は、事件報道の熱い時代だった。元女性アナウンサーと年下男の心中、女医の怨念こもるチフス菌饅頭殺人、岩の坂赤子殺しに親子保険金殺人、そして父島人肉食。大事件の裏に蠢く、強烈な愛と憎しみ、そして金勘定を、当時のメディアは遠慮なく、生々しく描き出した。
目次
- 0 鬼熊事件—大正十五(一九二六)年 代替わり目前、大正十五年夏の犯罪
- 1 岩の坂もらい子殺し—昭和五(一九三〇)年 三十人以上が無残な死…「スラムぐるみの衝撃的な犯罪」
- 2 天国に結ぶ恋—昭和七(一九三二)年 「純愛」と「猟奇」の狭間で 坂田山心中
- 3 翠川秋子の心中—昭和十(一九三五)年 日本初の女性アナウンサーが子どもの成人を見届けて失踪…その真意は?
- 4 日大生保険金殺人—昭和十(一九三五)年 「一億三千万円」の保険をかけ、父、母、妹が共謀…一家で息子惨殺の末路は?
- 5 阿部定事件—昭和十一(一九三六)年 愛の極致か変態か…伝説の女・阿部定
- 6 津山三十人殺し—昭和十三(一九三八)年 『八つ墓村』のモデルになった「世界記録」の大量殺人
- 7 チフス菌饅頭事件—昭和十四(一九三九)年 貢いで貢いで裏切られ…人々の同情を集めた「女医の復讐」とは?
- 8 父島人肉食事件—昭和二十(一九四五)年 戦争末期、離島でなぜ日本兵はおぞましい行為に走ったのか
「BOOKデータベース」 より