きみが死んだあとで
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きみが死んだあとで
晶文社, 2021.6
- タイトル読み
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キミ ガ シンダ アト デ
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注記
参考・引用文献: p434-435
関連年表: p436-442
内容説明・目次
内容説明
1967年10月8日、佐藤栄作首相の南ベトナム訪問阻止を図った全学連が、羽田・弁天橋で機動隊と激突、当時18歳だった京大生・山〓博昭さんが死亡した10・8羽田闘争。この“伝説の学生運動”に関わった若者たちのその後を描いた長編ドキュメンタリー映画『きみが死んだあとで』を書籍化。山本義隆(元東大全共闘議長)、三田誠広(作家)、佐々木幹郎(詩人)をはじめ、当時の関係者への延べ90時間に及ぶ取材メモをもとにした、映画未収録インタビューを含む口承ドキュメンタリー完全版。「しらけ世代」の代島監督がいちばん憧れた「全共闘世代」のヒーロー、秋田明大(元日大全共闘議長)に迫る書き下ろし原稿も掲載!若者は「10・8後」をどう生きたのか。あの時代の貴重な証言がここに。
目次
- 「よく見比べてから判断したいので、いまは入りません」とお断りしました。—向千衣子さんの話
- 捕虜を撃ち殺す写真を見たのは大きかった。—北本修二さんの話
- 内ゲバは厭やね。だけど指令があれば、いや、わからないな…。—山〓建夫さんの話
- だから「襟裳岬」をふと耳にするだけで胸がジンとする。—三田誠広さんの話
- もうちょっとで山〓の一周忌やなあと思ったんですけど、その前にやめました。—岩脇正人さんの話
- 何の役にも立たない老人に、何の意味があるんだと思うでしょうけど。—佐々木幹郎さんの話
- 49歳ではじめて没頭したんです、いまの仕事に。—赤松英一さんの話
- 大学では剣道部。もともとは右翼ちっくな少年だったんですが。—島元健作さんの話
- わが子に「命」が何なのかを教えてもらいました。—田谷幸雄さんの話
- 高校時代は何にでもなれると思ってたけど、何にもなれなかったっていうような人生ですね。—黒瀬準さんの話〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より