タイの近代化 : その成果と問題点

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タイの近代化 : その成果と問題点

阿曽村邦昭編著

文眞堂, 2021.5

タイトル読み

タイ ノ キンダイカ : ソノ セイカ ト モンダイテン

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注記

参考文献あり

収録内容

  • 東南アジア大陸部のシンハラ化 / 奥平龍二著
  • カンボジアから見た隣国タイとの関係 / 今川幸雄著
  • 外交儀礼に見る19世紀後半の日暹外交関係に関する一考察 / 阿曽村智子著
  • ピブーンからサリットまで / 阿曽村邦昭著
  • 周縁から見るタイのネーション形成 / 岡田雅志著
  • タイにおける王室の政治的役割の変化と民主主義の混迷 / 浅見靖仁著
  • タイの教育に関するあるNGOからの報告 / 秋尾晃正著
  • タイにおける日本人長期滞在者 / 太田博著
  • 大東亜縦貫鉄道計画の一環としての泰緬鉄道 / 柿崎一郎著

内容説明・目次

内容説明

タイが揺らいでいる。若者中心の反政府デモが続き、軍事政権的な色合いの濃い現政権の首相辞任の要求や、長い間タブーとされてきた王室批判も起きている。タイの近代化の歴史と現在の問題点を、日本や近隣諸国との比較も織り交ぜ、この地域での経験豊富な元外交官、実務家、研究者が明らかにする。現在のタイを学ぶ上での必読書。

目次

  • 第1章 東南アジア大陸部のシンハラ化(東南アジアの文化変容—「インド化」から「シンハラ化」へ;東南アジア大陸部のシンハラ化;上座部仏教国家の形成と崩壊)
  • 第2章 カンボジアから見た隣国タイとの関係(歴史的背景;第二次世界大戦中および戦後のカンボジアとタイ;カンボジア和平へのタイの関与と貢献;その後のカンボジア・タイ関係;プレヤ・ヴィヒア寺院をめぐるカンボジア・タイ紛争)
  • 第3章 ナショナリズムとタイの「国家」としての出現(外交儀礼に見る19世紀後半の日暹外交関係に関する一考察;ピブーンからサリットまで—近代化と民主化への役割;周縁から見るタイのネーション形成—黒タイとタイ・ソンダムのはざまで)
  • 第4章 現代タイにおける諸問題(タイにおける王室の政治的役割の変化と民主主義の混迷;タイの教育に関するNGOからの報告—メコン地域の他の諸国との対比;タイにおける日本人長期滞在者;大東亜縦貫鉄道計画の一環としての泰緬鉄道—その過去・現在・未来)

「BOOKデータベース」 より

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