見出された縄文の母系制と月の文化 : 〈縄文の鏡〉が照らす未来社会の像
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見出された縄文の母系制と月の文化 : 〈縄文の鏡〉が照らす未来社会の像
言叢社, 2021.6
- タイトル別名
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見出された縄文の母系制と月の文化 : 縄文の鏡が照らす未来社会の像
- タイトル読み
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ミイダサレタ ジョウモン ノ ボケイセイ ト ツキ ノ ブンカ : 〈ジョウモン ノ カガミ〉 ガ テラス ミライ シャカイ ノ ゾウ
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内容説明・目次
内容説明
原始、女性は「太陽」をも統べる、輝く「月」だった。高群逸枝の女性史研究を継承し、先史縄文に“母系・母権”と“月の文化”、“コモンの社会像”を見出した著者の、生涯をかけた研鑽の足跡をつづる大著。バッハオーフェン、モルガン、エンゲルスにはじまり、以後の人類学の流れをたどり、さらには最新の考古学、歴史学、神話学、国文学、DNA研究、海民研究、アイヌ研究の業績を批判的に読解し、母系・母権的な縄文の社会と文化を描く「高良女性史論」の到達点。
目次
- 第1部 母系制と母権制、神話との出会い—歴史の真実を求めて
- 第1部続篇 月に捧げる日本の動物供犠とその禁止—縄文時代から天武の禁令まで
- 第2部 DNAの研究により見出された縄文の母系制社会
- 第3部 「海民」文化と、母系制が存在した関東東南部の先史・古代文化を探る
- 第3部続篇 アイヌ民族を考える—縄文人に最も近い人々
- 第4部 北九州の母系制社会の周辺文化を探る
- 第5部 世界でも独特な縄文の社会と文化—生産手段を共有し、農耕を本格的に拡大しなかった。この時代の大半は母系制の可能性
- 第6部 未来社会の可能性を探る—性別役割分業の克服、生産手段の共有
「BOOKデータベース」 より