ストックホルムの旭日 : 文明としてのオリンピックと明治日本
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書誌事項
ストックホルムの旭日 : 文明としてのオリンピックと明治日本
(中公選書, 119)
中央公論新社, 2021.7
- タイトル別名
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ストックホルムの旭日 : 文明としてのオリンピックと明治日本
- タイトル読み
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ストックホルム ノ キョクジツ : ブンメイ トシテノ オリンピック ト メイジ ニホン
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注記
主要参考文献: p367-371
年表: p372-374
内容説明・目次
内容説明
「いかに速く走るか」。近代の到来は「文明」に、国際スポーツの場で国と国とが同一ルールで競い合うという新しい要素を加えた。コーチングの技術などが革新的に発展を遂げるなか、「文明国」の名乗りを上げたばかりの明治日本はスポーツという洋学をどう受容したのか。漱石『三四郎』や嘉納治五郎の欧米視察記、画期的指導書など陸上競技にまつわるテクスト・写真を精読、世界の頂点とされたオリンピックに二選手が挑むまでを描く。
目次
- 序 文明の落差、競技力の落差
- 第1章 『三四郎』の運動会
- 第2章 クラウチングスタートの誕生
- 第3章 英米対抗戦から近代オリンピックへ
- 第4章 陸上競技という文明を移入する
- 第5章 「文明」から始まる陸上競技教本—大森兵蔵『オリンピック式陸上運動競技法』の周辺
- 第6章 ストックホルムへの道
- 第7章 ストックホルムの旭日
- 第8章 宴のあと
- 結語 洋学受容史としての近代日本陸上競技史
「BOOKデータベース」 より