読者はどこにいるのか : 読者論入門
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読者はどこにいるのか : 読者論入門
(河出文庫, [い38-2])
河出書房新社, 2021.7
- タイトル読み
-
ドクシャ ワ ドコ ニ イル ノカ : ドクシャロン ニュウモン
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注記
2009年刊の増補、副題を改題し文庫化
内容説明・目次
内容説明
小説を読んでいる時、その読者は、あなたであってあなたではない。本が読まれているさなか、「読者」はどんな機能を果たしているのか—。近代読者の誕生から百年余り。文学研究と現代思想の変遷を跡づけ、「内面の共同体」というオリジナルの視点も導入しながら、読む/書くという営みの奥深き世界へと読者をいざなう。文庫化にあたり大幅に増補した決定版。
目次
- 第1章 読者がいない読書
- 第2章 なぜ読者が問題となったのか
- 第3章 近代読者の誕生
- 第4章 リアリズム小説と読者
- 第5章 読者にできる仕事
- 第6章 語り手という代理人
- 第7章 性別のある読者
- 第8章 近代文学は終わらない
- 第9章 主人公の誕生
- 第10章 「女性」を発見した近代小説
「BOOKデータベース」 より