残余の声を聴く : 沖縄・韓国・パレスチナ
著者
書誌事項
残余の声を聴く : 沖縄・韓国・パレスチナ
明石書店, 2021.7
- タイトル別名
-
残余の声を聴く : 沖縄韓国パレスチナ
- タイトル読み
-
ザンヨ ノ コエ オ キク : オキナワ カンコク パレスチナ
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注記
参考文献あり
収録内容
- 「オール沖縄」という主体とその危機 / 呉世宗著
- 難民の島、平和の島 / 趙慶喜著
- 〈辺境=最前線〉、そして〈極限〉としてのガザ地区 / 早尾貴紀著
- 東アジアの米軍基地のなかで重なり合う暴力、浮かび上がる歴史 / 呉世宗著
- 韓国の「フェミニズム・リブート」その後 / 趙慶喜著
- 「パレスチナの民族浄化」の完成形態としての「ユダヤ人の国民国家法」 / 早尾貴紀著
- 沖縄戦時の朝鮮人の歴史を掘り起こす / 呉世宗著
- 否定の時代にいかに歴史の声を聴くか / 趙慶喜著
- 新型コロナウイルスの流行で露呈するレイシズム / 早尾貴紀著
- 沖縄で政治化するウイルスとつながるディスタンス / 呉世宗著
- 韓国の「慰安婦」運動、そして民主化を内破する「複数の政治」 / 趙慶喜著
- BLM運動の広がりのなかでPalestinian Lives Matterにならないのはなぜか? / 早尾貴紀著
- 鼎談-声に耳を澄ませたあとで
内容説明・目次
内容説明
沖縄・韓国・パレスチナの「三点観測(2019〜2020年)」から浮かび上がる、世界/日本の植民地主義とバックラッシュの構造。
目次
- 声のはじまり—序に代えて
- 第1部 島(辺境)/主体と他者(「オール沖縄」という主体とその危機;難民の島、平和の島—済州島 ほか)
- 第2部 現代的暴力の所在(東アジアの米軍基地のなかで重なり合う暴力、浮かび上がる歴史;韓国の「フェミニズム・リブート」その後—日常のジェンダー暴力を可視化すること ほか)
- 第3部 歴史認識と過去の清算(沖縄戦時の朝鮮人の歴史を掘り起こす;否定の時代にいかに歴史の声を聴くか—「反日種族主義」と韓国/日本 ほか)
- 第4部 主権の残余から(沖縄で政治化するウイルスとつながるディスタンス—開かれた現場、開かれた歴史に向けて;韓国の「慰安婦」運動、そして民主化を内破する「複数の政治」 ほか)
- 鼎談—声に耳を澄ませたあとで
「BOOKデータベース」 より