図書館の社会的機能と役割
著者
書誌事項
図書館の社会的機能と役割
(シリーズ「図書館・文化・社会」, 5)
松籟社, 2021.7
- タイトル読み
-
トショカン ノ シャカイテキ キノウ ト ヤクワリ
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注記
その他の著者: 三浦太郎, 久野和子, 杉山悦子
収録内容
- ジョンソン報告〈1916年〉からラーネッド報告〈1924〉へ / 川崎良孝著
- 1950年代の文部省の「図書選定制度」をめぐる展開と日本図書館協会 / 福井佑介著
- 有山崧の図書館思想 / 三浦太郎著
- 「社会的インフラ」としての図書館 / 久野和子著
- 教育装置としての図書館 / 杉山悦子著
内容説明・目次
内容説明
それぞれの社会的・時代的背景のもとで図書館はどのような役割を求められ、どのような機能を果たしてきたのか。
目次
- ジョンソン報告(1916年)からラーネッド報告(1924)へカーネギー財団の変容と方向の設定(カーネギー財団、プリチェット、ルート、ケッペル;ウィリアム・S.ラーネッドと『アメリカ公立図書館と知識の普及』;ラーネッド『アメリカ公立図書館と知識の普及』についての考察)
- 1950年代の文部省の「図書選定制度」をめぐる展開と日本図書館協会(図書館史からみた「図書選定制度」の位置付け;文部省の「図書選定制度」の概要;「図書館選定制度」への反応;図書館界と「図書館選定制度」;「図書選定制度」をめぐる同時代の反応と日本図書館教会の位置)
- 有山〓の図書館思想 図書館の機能・制度を中心に(先行研究;図書館の役割;中央図書館)
- 「社会的インフラ」としての図書館 アーレントの「公的領域」論に基づいた考察(「社会的インフラ」としての図書館;先行研究;アーレント「公的領域」論について)
- 教育装置としての図書館 田中敬の排斥にみる近代日本図書館の思想(田中敬の生涯;田中敬の図書館教育;全国図書館大会にみる教育観の位相;田中評価にみる図書館界の教育観)
「BOOKデータベース」 より