書誌事項

軍事史とは何か

トーマス・キューネ, ベンヤミン・ツィーマン編著 ; 中島浩貴 [ほか] 訳

原書房, 2019.4

第2刷

タイトル別名

Was ist Militärgeschichte ?

タイトル読み

グンジシ トワ ナニカ

注記

原著 (Ferdinand Schöningh, c2000) の翻訳

その他の訳者: 今井宏昌, 柳原伸洋, 伊藤智央, 小堤盾, 大井知範, 新谷卓, 齋藤正樹, 斉藤恵太, 鈴木健雄

「訳者あとがき追記」とページ数の違いにより<BB23298875>とは別書誌

内容説明・目次

内容説明

いかにして「軍事史」は成立し、意義を持つのか。歴史学、社会学、政治、作戦史、総力戦、ジェンダー…。第一線の研究者たちが「軍事史」をめぐるさまざまな観点を分析し、その存在と意義について問う論考集。

目次

  • 拡大のなかにある軍事史—流行、解釈、構想
  • 第1部 手段としての利用(学問と政治のあいだの軍事史;息の詰まるような場所での研究—東ドイツ時代の軍事史研究についてのコメント;冷静かつ客観的に—学術的軍事史に関する見解)
  • 第2部 アプローチとテーマ領域(作戦史の目的とは何か;作戦史としての軍事史—ドイツとアメリカのパラダイム;軍事史と政治史;軍事史における政治の概念—若干の観察と提言;軍、戦争、社会—社会史における兵士と軍エリート;軍需産業と戦時経済—軍事史に経済史的な方法を用いることの効用と欠点について;機械化された軍隊—ある共生関係に関する方法論的考察;ディスクールと実践—文化史としての軍事史;戦争と軍隊のジェンダーについて—新たな議論に関する研究の見通しと考察)
  • 第3部 展望(『戦争論』—現代軍事史についての諸考察;社会のなかの軍隊—近世における新しい軍事史の視点;総力戦争時代における全体史としての軍事史;ドイツにおける軍事史の展開に関する覚書;市場の権利を巡る争いと理論のマニ単—新たな軍事史を巡る諸々の論争に対するいくつかのコメント)

「BOOKデータベース」 より

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