いっぱしの女
著者
書誌事項
いっぱしの女
(ちくま文庫, [ひ8-2])
筑摩書房, 2021.7
新版
- タイトル別名
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新版いっぱしの女
- タイトル読み
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イッパシ ノ オンナ
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注記
単行本1992年筑摩書房刊, ちくま文庫1995年刊の新版
シリーズ番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
あなた、やっぱり処女なんでしょ—。「少女小説家」は嘲笑された。『なんて素敵にジャパネスク』『クララ白書』ほかベストセラーを多数送り出し、セクハラという言葉が世間に登場し始めた頃、「いっぱし」の年齢・三十歳を超えた著者。女としてただ社会に在るだけで四方八方から襲い来る違和感を、まっすぐに、そして鮮やかに描いた不朽のエッセイが満を持して復刊!
目次
- いっぱしの女の“夢の家”(バーブラとミドラー;夢の家で暮らすために;詠嘆なんて大嫌い;とてもすばらしかった旅行について;一番とおい他人について)
- いっぱしの女のため息(一万二千日めの憂鬱;俗物あり;さようなら女の子;レズについて;〈妹の力〉と〈女の大義〉)
- いっぱしの女から男たちへ(なるほど;年表をめくる意味について;ブラキストン線について;シュプレヒコールの歌;それは決して『ミザリー』ではない)
- いっぱしの女の生きる時代(愕然の日々;ありふれた日の夜と昼について;羅生門をめぐる連想;やっぱり評論もよみたい)
- 対談 いっぱしの女大いに語る—高泉淳子+氷室冴子
「BOOKデータベース」 より