大阪時事新報の研究 : 「関西ジャーナリズム」と福澤精神

書誌事項

大阪時事新報の研究 : 「関西ジャーナリズム」と福澤精神

松尾理也著

(叢書パルマコン, 05)

創元社, 2021.7

タイトル別名

「関西ジャーナリズム」の歴史社会学的研究 : 『大阪時事新報』を中心に

大阪時事新報の研究 : 関西ジャーナリズムと福澤精神

タイトル読み

オオサカ ジジ シンポウ ノ ケンキュウ : 「カンサイ ジャーナリズム」ト フクザワ セイシン

大学図書館所蔵 件 / 66

この図書・雑誌をさがす

注記

博士論文『「関西ジャーナリズム」の歴史社会学的研究 : 『大阪時事新報』を中心に』(京都大学, 2021年提出) をもとに、改稿、修正をくわえたもの

『大阪時事新報』「関西ジャーナリズム」関連年表: p374-379

参考文献一覧: p380-397

内容説明・目次

内容説明

新聞の未来をも逆照射する、「商業的負け組」のメディア史論。『朝日』や『毎日』の正史からは見えない、もうひとつの大阪。

目次

  • はじめに 関西ジャーナリズムの系譜学
  • 序章 実業の都と福澤精神
  • 第1章 大関西圏構築の夢—帝国を疾駆する「汽車博」
  • 第2章 夕刊発行と時間軸の拡大—化け込み記者・下山京子
  • 第3章 リベラルな場としての大阪社会部—主義者・難波英夫
  • 第4章 距離を埋めるテクノロジー—「東京電話」
  • 第5章 福澤精神の射程—主筆・土屋大夢がみた大衆
  • 第6章 “二流紙”の日本主義—「メディアと戦争」異聞
  • 第7章 「地方」の動員—新聞統合と大阪新聞の誕生
  • 第8章 よみがえる大阪時事—戦後の復刊
  • おわりに 規範論を越えて

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ