機関投資家のエンゲージメント : 協調型コーポレートガバナンスの探究

書誌事項

機関投資家のエンゲージメント : 協調型コーポレートガバナンスの探究

村澤竜一著

中央経済社 , 中央経済グループパブリッシング (発売), 2021.7

タイトル別名

Institutional investors' engagement : exploring corporate governance with a collaborative approach

タイトル読み

キカン トウシカ ノ エンゲージメント : キョウチョウガタ コーポレート ガバナンス ノ タンキュウ

注記

博士学位請求論文「機関投資家のエンゲージメントに関する研究」(明治大学) を加筆修正したもの

参考文献: p225-240

内容説明・目次

内容説明

コーポレートガバナンスは大きな転換期にある。いま必要なのは、誰の利益を重視するかの議論でもなく、世界標準に近づけることでもない。コーポレートガバナンスは組織の目的やビジョンに基づき自社に即した枠組みが多様に選択され、ステークホルダーとの協調を通じて高められてゆく。機関投資家が主体的かつ柔軟に企業と対峙するならば、エンゲージメントは、いかなる状況においても有効に機能しうるコーポレートガバナンスの手段となる。

目次

  • 第1部 機関投資家のエンゲージメントとはなにか(機関投資家とコーポレートガバナンス;エンゲージメントの定義と理論的考察)
  • 第2部 機関投資家のエンゲージメントに関する実態調査(対話;議決権行使;新たなエンゲージメントの潮流;英国におけるエンゲージメントの史的展開)
  • 第3部 スチュワードシップ理論に基づくエンゲージメント(機関投資家のエンゲージメントの在り方;スチュワードシップ理論に基づくエンゲージメント)

「BOOKデータベース」 より

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