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中世禅の知

榎本渉, 亀山隆彦, 米田真理子編

臨川書店, 2021.7

Other Title

中世禅の知

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チュウセイ ゼン ノ チ

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監修 : 末木文美士

文献あり

Contents of Works

  • 中世禅の形成と知の交錯 / 末木文美士著
  • 日中交流史の中の中世禅宗史 / 榎本渉著
  • 茶将来説話から考える中世禅の見直し / 米田真理子著
  • 禅研究の現在地 / 亀山隆彦著
  • 円爾系の印信から見る禅と密 / 菊地大樹著
  • 巨視的に見た中世禅の位相 / 伊吹敦著
  • 教判から看話へ / 土屋太祐著
  • 日本禅宗における『宗鏡録』の受容 / 柳幹康著
  • 道元の小参と法語 / 石井修道著
  • 鎌倉時代後期における禅宗の台頭と南都北嶺 / 原田正俊著
  • 鎌倉時代における兼修禅と宋朝禅の導入 / 舘隆志著
  • 「兼修禅」から「純粋禅」を再考する / ダヴァンディディエ著
  • 「達磨宗」についての新見解 / 古瀬珠水著
  • 新発見『禅家説』と「達磨宗」 / 和田有希子著
  • 達磨宗新出史料『心根決疑章』の発見 / 舘隆志著
  • 茶祖としての栄西像の見直し / 米田真理子著
  • 鎌倉期の太宰府における天台宗と禅宗 / 山村信榮著
  • 栄西と博多 / 堀本一繁著
  • 新しい中世仏教観へ向けて / 末木文美士著
  • 聖一派における「禅密」 / 亀山隆彦著
  • 中世密教の教えの中の「以心伝心」 / ラポーガエタン著
  • 『教月要文集』を巡って / 高柳さつき著
  • 中世禅への新たな視野 / 阿部泰郎著
  • 大須観音ゆかりの地 / 三好俊徳著
  • 金沢文庫管理『禅門詩文集』の本態 / 高橋秀栄著

Description and Table of Contents

Description

中国との交渉、密教との関連、諸宗との議論といった試行の中で、中世禅の教学はどのように形作られてきたのか。豊饒な思想の源流へ。

Table of Contents

  • 中世禅の形成と知の交錯
  • 第1部(日中交流史の中の中世禅宗史;茶将来説話から考える中世禅の見直し—研究史における百年の桎梏;禅研究の現在地—ベルナール・フォールを中心に;円爾系の印信から見る禅と密)
  • 第2部(中国禅から日本禅へ;純粋禅と兼修禅の新たな見方;達磨宗に関する新見解;新たな栄西像;禅と中世仏教;文庫と中世禅)

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