マルペルチュイ : ジャン・レー/ジョン・フランダース怪奇幻想作品集
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書誌事項
マルペルチュイ : ジャン・レー/ジョン・フランダース怪奇幻想作品集
国書刊行会, 2021.7
- タイトル別名
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Malpertuis et autres contes fantastiques
マルペルチュイ : ジャンレージョンフランダース怪奇幻想作品集
- タイトル読み
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マルペルチュイ : ジャン・レー/ジョン・フランダース カイキ ゲンソウ サクヒンシュウ
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注記
その他の訳者: 井内千紗, 白田由樹, 原野葉子, 松原冬二
収録内容
- マルペルチュイ : 不思議な家の物語 = Malpertuis : histoire d'une maison fantastique / ジャン・レー著 ; 岩本和子訳
- 恐怖の輪 : リュリュに語る怖いお話 = Les cercles de l'épouvante / ジャン・レー著 ; 白田由樹, 原野葉子, 松原冬二訳
- 四次元 : 幻想物語集 = Vierde dimensie : fantastische verhalen / ジョン・フランダース著 ; 井内千紗訳
内容説明・目次
内容説明
大伯父カッサーヴの奇妙な遺言に従い、莫大な遺産の相続と引き換えに“マルペルチュイ”館に住まうこととなった一族の者たち。幽囚のごとき彼らが享楽と色恋に耽る一方、屋敷の暗闇には奇怪な存在がひそかに蠢き、やがて、住人たちが消える不可解な事件が立て続けに起こる。一族の若き青年ジャン=ジャックはこの呪われた館を探索し、襲い来る幾重もの怖ろしい出来事の果てに、カッサーヴの末裔たちが抱える驚くべき秘密と真実に辿り着く…満を持して新訳となる、ジャン・レーの代表作にして、『ゴーメンガースト』『アルゴールの城』に比肩する現代ゴシック・ファンタジーの最高傑作『マルペルチュイ 不思議な家の物語』。中世騎士の義手が引き起こす怪、ディー博士の魔術道具の呪い、怪鳥ヴュルクとの凄絶な戦い…幾重もの恐怖の輪が環をなす、収録11篇中10篇が本邦初訳の、父が愛娘に語る枠物語的怪奇譚集『恐怖の輪 リュリュに語る怖いお話』。自動人形に宿った死刑囚の魂の怪、顕微鏡の中に現れた小さな老人の化物、奇妙な逃亡呪術を用いる殺人犯を追う刑事…収録全16篇が本邦初紹介となる、ジョン・フランダース名義のオランダ語怪奇幻想・SF・ミステリ短篇集『四次元幻想物語集』。飽くなき生への歓喜と病的でグロテスクな想像力を混淆し、幻怪で濃密な文体によって独自の世界を創造し、“ベルギー幻想派の最高峰”と目されるジャン・レー/ジョン・フランダースの絶頂期の精華を集大成した、待望の決定版作品集!
「BOOKデータベース」 より