ラザック先生 : マレーシアと日本の架け橋

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ラザック先生 : マレーシアと日本の架け橋

カルソム・フセイン [ほか] 著

日本マレーシア協会 , 紀伊國屋書店 (発売), 2020.10

タイトル別名

Razak sensei : pemangkin jalinan Malaysia-Jepun

タイトル読み

ラザック センセイ : マレーシア ト ニホン ノ カケハシ

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注記

その他の著者: アイダ・ナシラ・アブドゥラ, ハニパ・フシン, ハリザ・モハモド(モハマド)・ユソフ

参考文献: p143-145

内容説明・目次

内容説明

ダト・ハジ・アブドゥル・ラザック・アブドゥル・ハミドは、ラザック先生などと呼ばれ人々に親しまれてきた。彼は88歳の誕生日を迎えてから約2週間後の2013年7月18日にこの世を去った。彼は1945年8月6日に起こった日本の広島への原子爆弾投下で生き残った唯一のマレーシア人であった。ラザック氏は日本語を学ぶことに非常に関心があり熱心であった。その熱意が認められ、マラ技術協会(現在のマラ工科大学)準備教育センターのプログラムコーディネーターに就任。1982年にはマレーシア国内での日本語普及と東京・クアラルンプール間での国際交流を通じた相互理解への貢献により、ラザック氏はマレーシア首相マハティール氏により東方政策会長に任命される。ラザック氏は2013年に元ブルネイ首相ペンギラン・ユスフ、前インドネシア議会議員ハサン・ラハヤと共に広島大学から名誉博士号を授与された。また、日本とマレーシアの相互理解を促進した功績が認められ、1995年に国際交流基金賞を受賞した後、当時の日本の皇太子殿下・天皇皇后両陛下と面会することもできた。この本を通して、ラザック氏の人生の全てを知ることができる。

目次

  • 第1章 ラザック先生について
  • 第2章 教育と初期のキャリア
  • 第3章 日出ずる国への旅と広島での学習
  • 第4章 教師としてのキャリア
  • 第5章 日本語教授法
  • 第6章 ラザック氏と東方政策
  • 第7章 貢献と助言
  • 第8章 貢献および賞
  • 第9章 尊敬されたラザック氏

「BOOKデータベース」 より

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