馬のこころ : 脳科学者が解説するコミュニケーションガイド
著者
書誌事項
馬のこころ : 脳科学者が解説するコミュニケーションガイド
(フェニックスシリーズ, 124)
パンローリング, 2021.8
- タイトル別名
-
Horse brain,human brain : the neuroscience of horsemanship
- タイトル読み
-
ウマ ノ ココロ : ノウカガクシャ ガ カイセツ スル コミュニケーション ガイド
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内容説明・目次
内容説明
本書では、人間の脳と馬の脳の相違点と類似点を分析し、「見る」「学ぶ」「恐れる」「信頼する」「集中する」などの能力を双方の観点から解説します。脳の仕組みを理解すれば、馬が思い通りに動いてくれないのも、まるで自分の心を察しているかのように動いてくれるのも、すべて脳の原則通りなのだと実感できるでしょう。お互いの気持ちを理解し合ったとき、馬にとって最適なコミュニケーションがとれるようになります。それこそが、真のホースマンシップなのです。「馬のこころ」に逆らってストレスを与えるような方法を排除するとともに、馬と人間が揺るぎない信頼感を育むためのコミュニケーション方法を伝授します。
目次
- 1 人間社会に生きる動物たち(ウマと人間の最強チーム;脳を進化させる)
- 2 周りの世界を感知する(ウマにはどう見えているのか;視覚に関する調教;ねえ、聞いた?;嗅覚と味覚の力;知覚を統合させる;感触による双方向のコミュニケーション;乗馬脳をつくる)
- 3 人間のためのウマになるよう学習する(ウマはどのようにして学ぶのか;負の強化;報酬による調教;よい振る舞いに気づく;間接的な調教;ゆったり構えればうまくいく)
- 4 注意、感情、そして計画性(ウマの注意を引く;ウマの注意を引き留める;ウマの感情;ウマの悪口)
- 5 ホースマンシップは知識だけではない(真のホースマンシップとは)
「BOOKデータベース」 より