語られ続ける一休像 : 戦後思想史からみる禅文化の諸相

書誌事項

語られ続ける一休像 : 戦後思想史からみる禅文化の諸相

飯島孝良著

ぺりかん社, 2021.7

タイトル読み

カタラレツズケル イッキュウゾウ : センゴ シソウシ カラ ミル ゼン ブンカ ノ ショソウ

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注記

博士論文『一休「像」の戦後史』 (東京大学, 2017年度提出) を基にしたもの

内容説明・目次

内容説明

室町時代を生きた一休宗純(1394‐1481)の実証研究とその没後に生まれた一休“像”の変遷とをつなぎ、戦後日本における禅文化の追究へ—前田利鎌・芳賀幸四郎・市川白弦・柳田聖山ら「禅」を修めた代表的知識人が、一休を語ろうとしながら、語る側からみた像が提示されてきたその変遷を、戦後思想史の一断面として捉え、“語り”のイメージリーディングの新たな地平を探る。

目次

  • 序論 一休の“像”は如何に形成されてきたか—室町期から戦後日本へ
  • 第1章 一休像の近代的「発見」—前田利鎌の「禅」を手がかりに
  • 第2章 戦後日本における中世禅文化論と一休の像—芳賀幸四郎を中心に
  • 第3章 市川白弦の一休像—「即」の論理の批判的継承として
  • 第4章 二十世紀の「禅学」と一休像—柳田聖山の視座を再考する
  • 補論 「瞎驢辺滅却」をめぐって—一休と臨済禅への研究覚書
  • 終章 禅門と俗世と一休の像—論のむすびとひらき

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BC08841990
  • ISBN
    • 9784831515940
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    382p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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