自由主義経済の真実 : リュエフとケインズ

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自由主義経済の真実 : リュエフとケインズ

権上康男著

知泉書館, 2021.7

タイトル読み

ジユウ シュギ ケイザイ ノ シンジツ : リュエフ ト ケインズ

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注記

史料・文献目録: p253-258

内容説明・目次

内容説明

第一次世界大戦後の戦間期、社会主義やファシズム、さらに大恐慌など、政治、経済、社会の全般にわたり大きな変化に見舞われ、様々な課題が衝き付けられる中で、経済学者たちはそれらの現象をどう分析し、対策を講じたのか。本書はケインズ(1883‐1946)とその論争相手でフランスの行政官にして経済理論家ジャック・リュエフ(1896‐1978)という二人の巨人を通じて、経済学の展開を考察する。

目次

  • リュエフの人物像
  • 第1部 新しい経済、社会、政治の問題と経済理論(第一次世界大戦の経済的帰結とケインズ、リュエフ;イギリスにおける「永続的失業」と失業保険制度;ドイツ・トランスファー論争;再建された国際通貨制度とその崩壊過程—ぶれない理論家リュエフ;一般理論にあらざるケインズの『一般理論』;第二次世界大戦後のドルと国際通貨制度(1)—継承されるケインズ的アプローチ;第二次世界大戦後のドルと国際通貨制度(2)—孤軍奮闘するリュエフ)
  • 第2部 自由主義の再定義と新自由主義(一九三八年、パリで産声をあげた新自由主義;リュエフ『社会秩序』の世界—反インフレの経済社会学;欧州経済統合と新自由主義;フランスにおける新自由主義的構造改革)

「BOOKデータベース」 より

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