自由律俳句と詩人の俳句

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自由律俳句と詩人の俳句

樽見博著

文学通信, 2021.3

タイトル読み

ジユウリツ ハイク ト シジン ノ ハイク

並立書誌 全1

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注記

付録・荻原井泉水著作目録抄: p333-347

内容説明・目次

内容説明

何ゆえに、自由律を選んだ人たちが現れたのか?俳句とは何か—俳句に関わるものは、五七五定型、季語、切れ字の効用に凭れかかることなく、考え続けなくてはいけない。自由律俳人たちの懸命な足跡はその意味を教えてくれるのである。資料収集に基づく考証でたどる近代俳句史。

目次

  • 序にかえて 時代の生む魅力—中塚一碧楼の自由律句
  • 第1章 自由律俳句について(総合誌『俳句人』と敗戦に直面した自由律俳人たち;松尾敦之『原爆句抄』など;『自由律』の創刊と生活の自然詩 ほか)
  • 第2章 自由律俳句の諸相(中塚一碧楼の句評と俳句;荻原井泉水の句評—草田男・虚子との違い;尾崎放哉と種田山頭火の短律句 ほか)
  • 第3章 詩人の俳句(英文学者詩人・佐藤清の俳句;国民詩人・北原白秋と自由律俳句;鷲巣繁男—流謫の詩 ほか)
  • 付録・荻原井泉水著書目録抄

「BOOKデータベース」 より

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