公爵家の娘 : 岩倉靖子とある時代
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公爵家の娘 : 岩倉靖子とある時代
(文春学藝ライブラリー, 歴史 ; 41)
文藝春秋, 2021.8
- タイトル読み
-
コウシャクケ ノ ムスメ : イワクラ ヤスコ ト アル ジダイ
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注記
底本: 中公文庫版(2000年10月刊)
主要引用・参考文献一覧: p224-229
内容説明・目次
内容説明
昭和八年、共産主義者弾圧の嵐が吹き荒れ、多くの若い華族が逮捕された。その中に紅一点、維新の元勲・岩倉具視のひ孫がいた—。岩倉靖子、二十歳。転向を拒否し、八ヵ月半を獄中で過ごした靖子は、信仰に光を見出すが…。「おっとりしたおとなしい」少女に一体何が起きたのか。貴重な資料や手記を紐解きながら、出自と時代に翻弄された令嬢の悲劇に迫る。
目次
- 第1章 元勲の血筋と父の放蕩
- 第2章 目白の女子大のなか
- 第3章 華族の子弟たちと日本共産党
- 第4章 「五月会」と一斉検挙
- 第5章 転向拒否
- 第6章 市ヶ谷刑務所へ
- 第7章 獄中での姿
- 第8章 不良華族事件と靖子の死
- 第9章 天皇が詠んだ歌
「BOOKデータベース」 より