書誌事項

原子の力を解放せよ : 戦争に翻弄された核物理学者たち

浜野高宏, 新田義貴, 海南友子著

(集英社新書, ノンフィクション ; 1078N)

集英社, 2021.8

タイトル別名

原子の力を解放せよ : 戦争に翻弄された核物理学者たち

タイトル読み

ゲンシ ノ チカラ オ カイホウ セヨ : センソウ ニ ホンロウ サレタ カクブツリガクシャ タチ

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注記

参考文献・資料: p227-232

収録内容

  • すべては一束の日記から始まった / 浜野高宏 [執筆]
  • 日本は"核兵器の開発"をしていたのか? / 浜野高宏 [執筆]
  • 日本の"核兵器開発"を調査せよ / 新田義貴 [執筆]
  • アジアを代表する核物理学者・荒勝文策 / 新田義貴, 海南友子 [執筆]
  • なぜアメリカは日本の"原爆開発"を疑ったのか / 浜野高宏 [執筆]
  • 浮かび上がった「F研究」の実態 / 新田義貴 [執筆]
  • 広島での原爆調査・荒勝の信念と葛藤 / 海南友子 [執筆]
  • サイクロトロンで荒勝が夢見たもの / 浜野高宏, 新田義貴 [執筆]
  • 戦後"科学の原罪"と向き合った核物理学者たち / 海南友子 [執筆]
  • 「F研究」が現代に問いかけるもの / 新田義貴 [執筆]

内容説明・目次

内容説明

太平洋戦争開戦直後、アメリカ軍の上層部にはある疑問があった。それは日本の“原爆開発”。終戦後、その実態を明らかにするため、アメリカは調査団を派遣し、大戦中の日本の核開発の実態を調べた。しかし、その調査結果は機密扱いとなり、長い間、すべてが謎に包まれてきた。NHK取材班は、当時の関係者や歴史家の取材を通じ、アメリカに没収され、戦後埋もれていた歴史的資料を発掘し検証した。そこから、激化する戦争の波に巻き込まれていった核物理学者たちの姿が見えてきた。本書では、知られざる京都帝国大学による原爆研究の真相に迫り、科学研究の「原罪」について考える。

目次

  • プロローグ—すべては一束の日記から始まった
  • 第1章 日本は“核兵器の開発”をしていたのか?
  • 第2章 日本の“核兵器開発”を調査せよ
  • 第3章 アジアを代表する核物理学者・荒勝文策
  • 第4章 なぜアメリカは日本の“原爆開発”を疑ったのか
  • 第5章 浮かび上がった「F研究」の実態
  • 第6章 広島での原爆調査・荒勝の信念と葛藤
  • 第7章 サイクロトロンで荒勝が夢見たもの
  • 第8章 戦後“科学の原罪”と向き合った核物理学者たち
  • 第9章 「F研究」が現代に問いかけるもの

「BOOKデータベース」 より

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