線量計と奥の細道
著者
書誌事項
線量計と奥の細道
(集英社文庫, [と-32-1])
集英社, 2021.8
- タイトル別名
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線量計と奥の細道
- タイトル読み
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センリョウケイ ト オク ノ ホソミチ
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注記
2018年7月書き下ろし単行本として幻戯書房より刊行
シリーズ番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
東日本大震災の翌年。著者は放射線量計を携え、芭蕉の『奥の細道』全行程約二千キロを辿る旅に出た。折り畳み自転車を漕いで行き、時には列車や車も利用。津波被害や放射性物質汚染を被った地域では、無言の奮闘を続ける人々に出会う。三百年前の俳諧紀行に思いを馳せつつ、放射線量を測って進む旅。被曝に怯えと逡巡や葛藤を抱きながら、“生きる”を考えた魂の記録。日本エッセイスト・クラブ賞受賞作。
目次
- 忘れてしまうこと—まえがきにかえて
- 1 深川〜白河
- 2 かげ沼〜平泉
- 3 尿前の関〜村上
- 4 新潟〜大垣
- その後—あとがきにかえて
「BOOKデータベース」 より