コモンズとしての日本近代文学

書誌事項

コモンズとしての日本近代文学

ドミニク・チェン著

イースト・プレス, 2021.8

タイトル別名

Modern Japanese literature as a commons

コモンズとしての日本近代文学

タイトル読み

コモンズ トシテノ ニホン キンダイ ブンガク

注記

背に「Modern Japanese literature as a commons, volume : 1」とあり

原著の青空文庫へのQRコードあり

収録内容
  • 寺田寅彦『どんぐり』 : 織り込まれる時間
  • 夏目漱石『夢十夜』 : 無意識を滋養する術
  • 柳田國男『遠野物語』 : 死者たちと共に生きる
  • 石川啄木『一握の砂』 : 喜びの香り
  • 南方熊楠『神社合祀に関する意見』 : 神々と生命のエコロジー
  • 泉鏡花 『海神別荘』 : 異界の論理
  • 和辻哲郎『古寺巡礼』 : 結晶する風土
  • 小川未明『赤い蝋燭と人魚』 : 死者と生きる童話
  • 宮沢賢治『インドラの網』 : 縁起を生きるための文学
  • 内藤湖南『大阪の町人学者富永仲基』 : アップデートされる宗教
  • 三遊亭円朝『落語の濫觴』 : 落語の未来
  • 梶井基次郎『桜の樹の下には』 : ポスト・ヒューマンの死生観
  • 岡倉天心『茶の本』 : 東西翻訳奇譚
  • 九鬼周造『「いき」の構造』 : 永遠と無限の閾
  • 林芙美子『清貧の書』 : 世界への信頼を回復する
  • 谷崎潤一郎『陰鬱礼賛』 : 陰影という名の自由
  • 岡本かの子『家霊』 : 呼応しあう「いのち」
  • 折口信夫『死者の書』 : 死者と生者の異時同図
  • 中谷宇吉郎『『西遊記』の夢』 : 本当に驚くような心
  • 柳宗悦『雑器の美』 : アノニマス・デザインの愛で方
  • 山本周五郎『季節のない街』 : 全ての文学
内容説明・目次

目次

  • 寺田寅彦『どんぐり』—織り込まれる時間
  • 夏目漱石『夢十夜』—無意識を滋養する術
  • 柳田國男『遠野物語』—死者たちと共に生きる
  • 石川啄木『一握の砂』—喜びの香り
  • 南方熊楠『神社合祀に関する意見』—神々と生命のエコロジー
  • 泉鏡花『海神別荘』—異界の論理
  • 和辻哲郎『古寺巡礼』—結晶する風土
  • 小川未明『赤い蝋燭と人魚』—死者と生きる童話
  • 宮沢賢治『インドラの網』—縁起を生きるための文学
  • 内藤湖南『大阪の町人学者富永仲基』—アップデートされる宗教〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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