緑の工業化 : 台湾経済の歴史的起源 Green Industrialization:A Historical Origin of Taiwan's Economy

著者

    • 堀内, 義隆 ホリウチ, ヨシタカ

書誌事項

緑の工業化 : 台湾経済の歴史的起源

堀内義隆著 = Green Industrialization:A Historical Origin of Taiwan's Economy

名古屋大学出版会, 2021.8

タイトル読み

ミドリ ノ コウギョウカ : タイワン ケイザイ ノ レキシテキ キゲン

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注記

文献:p253〜261

収録内容

  • 台湾工業化社会の形成
  • 市場社会の変容
  • 小経営的工業化への道
  • 小経営・内需・工業化
  • 小農社会のなかの工業化
  • 民族工業と帝国経済圏
  • 「米の帝国」と工業化
  • 「機械を使用する社会」の形成
  • 「緑の工業化」と解放後の台湾経済

内容説明・目次

内容説明

植民地下の台湾は、たんに帝国の食糧供給基地にとどまったのではなかった。見過ごされてきた工業化の契機を、豊かな農産品の加工・商品化と、それに伴う機械化・電動化に見出し、小零細企業が叢生する農村からの発展経路を実証、戦後台湾経済の原型をとらえた注目の成果。

目次

  • 台湾工業化社会の形成
  • 第1部 日本統治期台湾社会の工業化(市場社会の変容—工業化社会の始まり;小経営的工業化への道—中小零細工業の発展;小経営・内需・工業化—島内市場と台湾人商工業者;小農社会のなかの工業化—農村工業と労働供給)
  • 第2部 工業化社会の形成と産業(民族工業と帝国経済圏—製帽業による世界市場への進出;「米の帝国」と工業化—籾摺・精米業の展開;「機械を使用する社会」の形成—機械市場と人的資本蓄積)
  • 「緑の工業化」と解放後の台湾経済

「BOOKデータベース」 より

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