シン・モノガタリ・ショウヒ・ロン : 歴史・陰謀・労働・疎外

書誌事項

シン・モノガタリ・ショウヒ・ロン : 歴史・陰謀・労働・疎外

大塚英志著

(星海社新書, 191)

星海社 , 講談社 (発売), 2021.8

タイトル別名

シンモノガタリショウヒロン : 歴史陰謀労働疎外

タイトル読み

シン・モノガタリ・ショウヒ・ロン : レキシ・インボウ・ロウドウ・ソガイ

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注記

『物語消費論 : 「ビックリマン」の神話学』 (1989年刊) 及び『見えない物語 : 「騙り」と消費』 (1991年刊) の二著において, 雑駁に展開されたいわゆる「物語消費論」の全面的な書き直し. 巻末には『物語消費論改』 (2012年刊) に収録の2編を資料として再録

引用文献: p198-201

収録内容

  • 物語陰謀論
  • 物語生成論
  • 物語労働論
  • 物語隷属論
  • 麻原彰晃はいかに歴史を語ったか : 「土谷ノート」を読む
  • 「ビックリマン」と天皇制

内容説明・目次

内容説明

ゼロ年代以降のデジタル世界では巨大プラットフォームが形成され、万人が参画する快適なシステムが構築された。本書はその構造を「物語消費」の枠組みから消費社会論としてだけではなく、二次創作から出発したフリーレイバー(無償労働)問題を中心に労働社会論としても丹念に読み解いていく。私たちの生は巨大プラットフォームに管理・統治され、疎外と搾取の運命を持つ。名著『物語消費論』を新たにアップデートする革新的な一冊!

目次

  • ノート1 物語陰謀論
  • ノート2 物語生成論
  • ノート3 物語労働論
  • ノート4 物語隷属論
  • 資料1 麻原彰晃はいかに歴史を語ったか—「土谷ノート」を読む
  • 資料2 「ビックリマン」と天皇制

「BOOKデータベース」 より

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