書誌事項

林達夫編集の精神

落合勝人著

岩波書店, 2021.8

タイトル別名

林達夫 : 編集の精神

タイトル読み

ハヤシ タツオ ヘンシュウ ノ セイシン

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注記

年譜: p341-355

内容説明・目次

内容説明

関東大震災、そして戦争の時代。圧倒的な崩壊を前に、人の弱さへの痛切な思いに貫かれた思想家は、ある独特な行動に乗りだした—。名著『歴史の暮方』『共産主義的人間』を著した林達夫の“編集者”としての側面に光を当て、その生涯の軌跡を描き直した力作。二〇世紀を代表する知識人にとって、書籍の周囲を編み直すことは、小さな社会の編成と同義であった。

目次

  • 序章 “知識人/編集者”の時代(編集者としての林達夫;“知識人/編集者”の登場 ほか)
  • 第1章 “崩壊”の経験、一九二三年(鵠沼御殿の倒壊;一度目の“崩壊” ほか)
  • 第2章 小さな社会(『思想』と『日本資本主義発達史講座』;『日本資本主義発達史講座』へのスタンス ほか)
  • 第3章 “崩壊”の経験、一九四〇年(新体制;二度目の“崩壊” ほか)
  • 第4章 破片の蒐集家(『共産主義的人間』と“知識人/編集者”花田清輝;平和問題談話会への嫌悪感 ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BC09431291
  • ISBN
    • 9784000614825
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    x, 355, 7p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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