最後の読書
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書誌事項
最後の読書
(新潮文庫, 11491,
新潮社, 2021.9
- タイトル読み
-
サイゴ ノ ドクショ
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注記
単行本: 2018年刊
内容説明・目次
内容説明
目はよわり、記憶はおとろえ、蔵書は家を圧迫する。でも実は、老人読書はわるいことばかりではないよ—。鶴見俊輔、幸田文、須賀敦子…。長い歳月をたずさえて読む本は、豊かで新鮮なよろこびに満ちている。親しい仲間や敬愛する先達との別れを経験しながら、それでも本と出会い続けよう。本を読み、つくり、書いてきた読書人が、その楽しみを軽やかに綴る現状報告。読売文学賞受賞作!
目次
- 読みながら消えてゆく
- わたしはもうじき読めなくなる
- 子ども百科のテーマパークで
- 目のよわり
- 記憶力のおとろえを笑う
- 本を読む天皇夫妻と私
- 蔵書との別れ
- 手紙と映画館が消えたのちに
- それは「歴史上の人物」ですか?
- 古典が読めない!〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より