京都学派と自覚の教育学 : 篠原助市・長田新・木村素衞から戦後教育学まで
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書誌事項
京都学派と自覚の教育学 : 篠原助市・長田新・木村素衞から戦後教育学まで
勁草書房, 2021.8
- タイトル別名
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京都学派と自覚の教育学 : 篠原助市長田新木村素衞から戦後教育学まで
- タイトル読み
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キョウト ガクハ ト ジカク ノ キョウイクガク : シノハラ スケイチ・オサダ アラタ・キムラ モトモリ カラ センゴ キョウイクガク マデ
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注記
京都学派を中心とする教育思想・哲学著作年表: 巻末pxv-xxvii
引用参考文献: 巻末pxxviii-lix
収録内容
- 京都学派の哲学を中心に日本教育学を描きだす試み
- カノン形成からみた日本の教育思想史研究
- 京都学派人間学と日本の教育学との失われた環を求めて
- 日本教育思想史における自覚の概念の消息
- 大正新教育のなかの西田幾多郎
- 京都学派と世界市民形成論の水脈
- 京都学派におけるフォイエルバッハの人間学とマルクス主義受容の諸形態
- 西田幾多郎における教育学の構想
- 京都学派としての篠原助市
- 長田新の教育学と京都学派の哲学
- 木村素衞の形成的表現的自覚の教育学
- 森昭の教育人間学の射程
- 蜂屋慶の絶対無と集団指導の教育学
- 上田薫の動的相対主義に基づく人間形成の論理
- 京都学派の戦後課題としての国民道徳・道徳教育の再構築
内容説明・目次
内容説明
生命と歴史をつなぐ「自覚の教育学」の展開。大正新教育、国民自覚の教育学、戦時期の錬成思想、戦後の教育基本法、そして「期待される人間像」、日本の教育・教育学は京都学派の「自覚」の哲学に色濃く影響を受けてきた。京都学派の哲学を読み直すところから、日本教育学説史・思想史のコンテクストの大胆な描き直しを試行する。
目次
- 京都学派の哲学を中心に日本教育学を描きだす試み
- 第1部 京都学派を中心におく日本の教育思想史の構図(カノン形成からみた日本の教育思想史研究;京都学派人間学と日本の教育学との失われた環を求めて;日本教育思想史における自覚の概念の消息;大正新教育のなかの西田幾多郎;京都学派と世界市民形成論の水脈 ほか)
- 第2部 教育思想における京都学派の思考の形(西田幾多郎における教育学の構想—論文「教育学について」をめぐる考察;京都学派としての篠原助市—自覚の教育学の誕生と変容;長田新の教育学と京都学派の哲学—ヒューマニズムの教育学;木村素衞の形成的表現的自覚の教育学—表現的生命の自己限定;森昭の教育人間学の射程—田邊哲学から生成の教育人間学へ ほか)
- 京都学派の戦後課題としての国民道徳・道徳教育の再構築—それからの京都学派と戦後教育学
「BOOKデータベース」 より