ドイツ統一とアメリカ外交

書誌事項

ドイツ統一とアメリカ外交

吉留公太著

晃洋書房, 2021.8

タイトル別名

German unification and US foreign policy

タイトル読み

ドイツ トウイツ ト アメリカ ガイコウ

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注記

大半は書き下ろしたものであるが、第1章と第6章を中心に、神奈川大学 『国際経営論集』 ( 54号, 55号, 2017年, 2018年) に掲載の論考 「ドイツ統一交渉とアメリカ外交 : NATO東方拡大に関する 『密約』 論争と政権中枢の路線対立」 (上, 下) を参考にし、2013年度、2015年度の日本国際政治学会研究大会での報告、2019年度の日本政治学会研究大会での報告を反映させたもの

参考史料・主要参考文献: p511-527

その他のタイトルはブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

近年公開されたアメリカや各国の新しい史料と国際的な研究動向を踏まえて、ジョージ・H・W・ブッシュ政権の対ソ・対ヨーロッパ政策の実態を解明し、東西ドイツ、アメリカ、ソ連、イギリス、フランスが行ったドイツ統一交渉の経緯を詳解することによって、ヨーロッパ冷戦終結過程の全体像に迫る。

目次

  • ドイツ統一交渉とアメリカ外交がヨーロッパ冷戦終結過程に及ぼした影響
  • 第1部 研究動向の整理と研究課題の明確化(ヨーロッパ冷戦終結過程の性格とドイツ統一交渉)
  • 第2部 ブッシュ政権の対ソ・対ヨーロッパ政策—1989年1月〜10月(軍事的抑止を重視した対ソ・対ヨーロッパ政策;ソ連と東ヨーロッパ諸国への経済援助の制限)
  • 第3部 ベルリンの壁崩壊によるドイツ統一の現実化—1989年11月〜1990年2月(ベルリンの壁崩壊と二つのドイツ統一構想;マルタ米ソ首脳会談における「冷戦終結」宣言の真相 ほか)
  • 第4部 ドイツ統一交渉の展開とヨーロッパ冷戦終結過程の性格形成—1990年3月〜10月(ドイツ統一交渉の本格化;ホワイトハウスの消極的な対ソ配慮と独ソ首脳会談による統一交渉の打開 ほか)
  • ヨーロッパ冷戦終結過程の二面的性格が形成された経緯
  • エピローグ ドイツ統一後のヨーロッパ情勢と二面的性格の行方

「BOOKデータベース」 より

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