残酷と無能力
著者
書誌事項
残酷と無能力
月曜社, 2021.8
- タイトル別名
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死の哲学
- タイトル読み
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ザンコク ト ムノウリョク
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注記
「死の哲学」 (河出書房新社, 2005年刊) を中心に、関連する既出の論文や評論等を加えたもの
収録内容
- 残酷と無能力
- 死の哲学
- 死の系譜学
- スピノザと分裂分析的思考
- ドゥルーズと死の哲学
- 死体を触発する
- デイヴィッド・リンチと様相なき世界
- 貧素であれ、離脱的であれ
- 骨と血からなる〈非-存在〉
- 中間休止と脆弱さの規模
- 自由意志なき〈自由への道〉
- 〈批判/臨床〉の平面論
内容説明・目次
内容説明
無能力からなる存在の仕方とこれによる残酷な本質の変形とが、あるいは差異の肯定の絶対的様式だけが、人間本性が自然に内在する様態なのである。この意味で本書にあるのは、いかなる様相も焼尽したなかでの思考の様式と身体の触発である。
目次
- 残酷と無能力
- 1(死の哲学;死の系譜学—“パンデミック—来るべき民衆”の傍らで)
- 2(スピノザと分裂分析的思考—その三つの哲学的問題群;ドゥルーズと死の哲学;死体を触発する;デイヴィッド・リンチと様相なき世界;貧素であれ、離脱的であれ—デュラスとともに思考すること ほか)
「BOOKデータベース」 より