異形の政権 : 菅義偉の正体
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異形の政権 : 菅義偉の正体
(祥伝社新書, 637)
祥伝社, 2021.9
- タイトル読み
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イギョウ ノ セイケン : スガ ヨシヒデ ノ ショウタイ
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内容説明・目次
内容説明
二〇二〇年九月、菅義偉自由民主党総裁が首相に就任した。菅首相はこれまでの首相にない「異形の権力者」であり、その政体は「異形の政権」であると、著者二人は言う。具体的には無派閥・非世襲の政治家であり、総裁選直前まで下馬評に上ることはなかったが、安倍晋三前首相が辞意を表明するや一気に上り詰め、政権発足後は権力を極度に自分へと集中させている。他方、菅首相がどのように権力を行使しているかは、ほとんど報道されない。なぜこのような政権が誕生したのか、その実態とはいかなるものか。前著『長期政権のあと』で安倍政権の本質を見抜いた著者二人が読み解く。
目次
- 第1章 異形の権力者・菅義偉(「異形の政権」の誕生;権力の源泉 ほか)
- 第2章 菅政権の権力構造(長期政権か、短期政権か;安倍政権と菅政権の違い ほか)
- 第3章 総理総裁への道はどう変わったか(派閥抗争の始まり;官僚派対党人派 ほか)
- 第4章 短期政権になる宰相・ならない宰相(政権の寿命を決めるもの;歴史を変えた石橋湛山元首相の辞任 ほか)
- 第5章 新たな世界地図(民主国家より多い非民主国家;資本主義の暴走 ほか)
「BOOKデータベース」 より