満洲移民・青少年義勇軍の研究 : 長野県下の国策遂行

書誌事項

満洲移民・青少年義勇軍の研究 : 長野県下の国策遂行

本島和人著

吉川弘文館, 2021.9

タイトル別名

満州移民青少年義勇軍の研究 : 長野県下の国策遂行

タイトル読み

マンシュウ イミン セイショウネン ギユウグン ノ ケンキュウ : ナガノ ケンカ ノ コクサク スイコウ

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内容説明・目次

内容説明

満洲移民最大の送出県である長野。なかでも飯田・下伊那は「全国一」の移民(農業移民・満蒙開拓青少年義勇軍)を送り出した地域である。かくも多くの人びとがなぜ海を越えて満洲へ渡り、多大な犠牲を払うことになったのか。体験者からの丹念な聞き取りと、調査による新たな史料と文献により、地域の特異性を浮き彫りにして、新知見を提示する。

目次

  • 序章 満洲移民と下伊那—送出「全国一」の記憶と記録
  • 第1章 武装移民から満洲信濃村建設へ—国策化以前の県単独開拓団
  • 第2章 松島自由移民—満洲・自由への憧れと下伊那郡町村長会の混迷
  • 第3章 「国策の線に沿つて進む」下伊那郡町村長会—日中戦争下の満洲視察
  • 第4章 「模範村」川路村の分村決議—村内不一致と県の介入指導
  • 第5章 顕在化する川路村の亀裂—難航する団員募集と県の斡旋
  • 第6章 川路分村完成を促す県の指導と介入—上伊那の村々と南佐久郡海瀬村からの参加
  • 第7章 満蒙開拓青少年義勇軍送出と下伊那教育会—教師たちの動きと少年たち
  • 終章 敗戦間際まで続いた国策満洲移民—送出「全国一」へ向かった下伊那

「BOOKデータベース」 より

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