「墓じまい」で心の荷を下ろす : 「無縁墓」社会をどう生きるか
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「墓じまい」で心の荷を下ろす : 「無縁墓」社会をどう生きるか
(詩想社新書, 37)
詩想社, 2021.9
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ハカジマイ デ ココロ ノ ニ オ オロス : ムエンボ シャカイ オ ドウ イキルカ
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Description and Table of Contents
Description
「先祖代々」という幻想が私たちを悩ます。地方の過疎化と高齢化は、「増えすぎた墓」を世話する墓守の不足を急速に招いている。満足に世話のできない遠方の墓を持て余し、墓じまいを行う人も増えてきた。なぜ私たちはこれほどまで、お墓の存在を「重い」と感じるのだろうか。墓じまいの実際とともに、日本人にとっての墓の歴史、先祖供養のあり方、死生観の変化などにふれながら、私たちが墓に執着する理由を解き明かし、今後、「無縁墓」が増えていく時代の、新たな墓のあり方を考察する。
Table of Contents
- 第1章 私の体験した墓じまい
- 第2章 墓じまいにまつわるわずらわしさと解放感
- 第3章 どうすれば墓じまいはできるのか
- 第4章 現在のような「墓」に長い歴史はない
- 第5章 「故郷・実家・墓」の文化はほんの一時代のものだった
- 第6章 私たちがもつ残された骨へのこだわり
- 第7章 墓じまいへの「ためらい」はどこからくるか
- 第8章 私たちにとって墓がもつ意味は変わった
- 第9章 墓じまいで心の荷を下ろす
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