技能形成の戦後史 : 工場と学校をむすぶもの

書誌事項

技能形成の戦後史 : 工場と学校をむすぶもの

沢井実著

名古屋大学出版会, 2021.9

タイトル読み

ギノウ ケイセイ ノ センゴシ : コウジョウ ト ガッコウ オ ムスブ モノ

注記

注および引用・参考文献: p219-238

内容説明・目次

内容説明

「役に立つ」「即戦力」への歴史的問い直し。高度成長期の高校進学率上昇が職業教育・職業訓練に与えたインパクトについて、企業内養成施設、公共職業訓練所、工業高校、各種学校などで起こった劇的な変遷を分析。実践に根ざした教養教育を考える。

目次

  • 序章 技能形成の両輪—職業訓練と職業教育
  • 第1章 中教審による職業教育再編の模索—高校進学率上昇の衝撃
  • 第2章 職業訓練政策をめぐる力学—新職業訓練法の成立まで
  • 第3章 高度成長と企業内養成教育の変容—富士製鉄の事例を中心に
  • 第4章 中小零細企業での技能形成—事業内共同職業訓練と「職人」たち
  • 第5章 高卒技能者時代の到来—学歴・職業関係の変容とその影響
  • 第6章 変わりゆく工業高等学校—卒業生の軌跡と直面する諸問題
  • 第7章 公共職業訓練の変遷と苦闘—高校進学率上昇への対応
  • 第8章 各種学校の量的拡大と発展—もうひとつの学校における実務能力・技能の養成
  • 終章 高校進学率の上昇と技能形成の変貌

「BOOKデータベース」 より

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