日本の気配
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書誌事項
日本の気配
(ちくま文庫, [た-96-1])
筑摩書房, 2021.9
増補版
- タイトル読み
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ニホン ノ ケハイ
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注記
晶文社 2018年刊の増補
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
「個人が物申せば社会の輪郭はボヤけない」。最新の出来事にも、解決されていない事件にも粘り強く憤る。東京五輪に開催後でも反対する。日常に潜むヘイトの萌芽、監視社会、政治家の空虚な言葉、コミュニケーションを「能力」で問うこと、等々への違和感を引きずり、問い続ける。「空気」が支配する国から、「気配」で自爆する国へ。その後の展開を大幅に増補した。
目次
- 第1章 空気と気配(ヘイトの萌芽;「われわれ」とは誰なのですか ほか)
- 第2章 隷従する私たち(予測された混迷—ただ解体が進んだ国立競技場;地方創生と原発広告 ほか)
- 第3章 愚者と巧者(「誤解」と言わせないための稲田朋美入門;小池百合子のテレビ活用法 ほか)
- 第4章 政治の気配(胸に刻み続ける“官設”話法;「他よりマシ」と付き合う ほか)
- 第5章 強いられるコミュニケーション(駅長の言葉に歯向かう;訃報をこなす感じ ほか)
「BOOKデータベース」 より