マジョリティ男性にとってまっとうさとは何か : #MeTooに加われない男たち
著者
書誌事項
マジョリティ男性にとってまっとうさとは何か : #MeTooに加われない男たち
(集英社新書, 1082B)
集英社, 2021.9
- タイトル別名
-
マジョリティ男性にとってまっとうさとは何か : #MeTooに加われない男たち
- タイトル読み
-
マジョリティ ダンセイ ニ トッテ マットウサ トワ ナニ カ : #Me Too ニ クワワレナイ オトコ タチ
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内容説明・目次
内容説明
世界的な潮流となった#MeToo運動や男性社会への疑義など、性別に伴う差別や不平等への意識が今日、かつて無いほどに高まっている。他方、「男性特権」への開き直りは論外として、多くの男性は、時には剥き出しの敵意にも直面しながら、己の立ち位置や与し方に戸惑っているのではないか。自らの男性性や既得権、そして異性との向き合い方に戸惑い、慄くすべての男性に応えつつ、女性や性的マイノリティへ向けても性差を超えた運動の可能性を提示する一冊。
目次
- 第1章 多数派の男たちは何をどうすればいいのか
- 第2章 ヘテロ男性とは誰のことか
- 第3章 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を読み解く
- 第4章 ヘテロ男性は変わりうるか—複合差別時代の男性学
- 第5章 『ズートピア』を読み解く
- 第6章 多数派の男たちにとってまっとうさとは何か
- 第7章 男たちはフェミニズムから何を学ぶのか
- 第8章 ポストフェミニズムとは何か
- 第9章 剥奪感と階級—『ジョーカー』を読み解く
- 第10章 複合階級論に向けて—ラディカル・メンズリブのために
「BOOKデータベース」 より