書誌事項

書物と貨幣の五千年史

永田希著

(集英社新書, 1083B)

集英社, 2021.9

タイトル別名

書物と貨幣の五千年史

タイトル読み

ショモツ ト カヘイ ノ 5000ネンシ

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注記

引用・参考文献一覧: p271-276

内容説明・目次

内容説明

情報化社会の到来にともなって、ひとびとの行動はデバイス上で完結し「見えない」ものになっている。その最たる例が電子書籍(書物)と電子決済(貨幣)だ。それぞれ「読む」「支払う」手間が不可視化され、人間の行動はブラックボックス化しているのである。ブラックボックスが溢れる時代を、我々はどう生きるべきか。本書では、現代から古代メソポタミアまで書物と貨幣の五千年史を遡る。また、現代思想や文学を読み解いていくことにより、不可視化されたものに向き合うためのすべを考える。

目次

  • 第1章 すべてがブラックボックスになる(モバイル革命とは何か;スクショとデジタルトランスフォーメーション ほか)
  • 第2章 情報革命の諸段階、情報濁流の生成過程(産業革命までの道筋;ルネサンスと印刷革命 ほか)
  • 第3章 人間は印字されたページの束である(印象と心像;現代思想はブラックボックスをどう扱ってきたか ほか)
  • 第4章 物語と時間(文学作品に畳み込まれた「生きた時間」;あなたの人生の物語 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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