第二次大戦、諜報戦秘史

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第二次大戦、諜報戦秘史

岡部伸著

(PHP新書, 1279)

PHP研究所, 2021.9

Other Title

第二次大戦諜報戦秘史

Title Transcription

ダイニジ タイセン、チョウホウセン ヒシ

Available at  / 31 libraries

Description and Table of Contents

Description

かつて大英帝国の覇権の源泉となったのが、卓越した情報収集と正確な分析力、つまりインテリジェンス(諜報・情報活動)であった。ロンドン郊外の英国立公文書館には、まさにそのインテリジェンスによって全世界から集められた政治、経済、軍事など、多種多様な情報が蓄積されている。筆者は約10年間にわたり、同館から数多の文書を入手し、研究を重ねてきた。先の大戦における日本の敗北は、「情報戦の敗北」といわれることがある。同館の所蔵ファイルが示す歴史の「真実」は、現代のわれわれにも多くの視点や教訓を与えてくれるだろう。人を欺くようなスパイ活動でも、根底に求められるのは誠実さであるなど、インテリジェンスの世界は奥が深い。正確な情報を得て、それを組織に活用するための要諦とは—。

Table of Contents

  • 第1章 「007」が予告していた真珠湾攻撃
  • 第2章 シンガポールを陥落させた南方のインテリジェンス
  • 第3章 インパール作戦、チャンドラ・ボースの知られざる足跡
  • 第4章 日本を破滅から救った中立国からの二つの緊急電報
  • 第5章 「ヤルタ密約」をつかんだ日本人情報士官の戦い
  • 第6章 共産主義者に操られた陸軍親ソ派の「敗戦革命」
  • 第7章 千島列島は「引き渡される」としたスターリンの深慮遠謀
  • 第8章 一人のカナダ人外交官をめぐるソ連の国際的謀略
  • 第9章 対日政策で共産主義者と連携したGHQ

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