書誌事項

世界史を変えた植物

稲垣栄洋著

(PHP文庫, [い101-2])

PHP研究所, 2021.9

タイトル別名

世界史を大きく動かした植物

タイトル読み

セカイシ オ カエタ ショクブツ

注記

叢書番号はブックジャケットによる

「世界史を大きく動かした植物」 (PHPエディターズ・グループ 2018年刊)の改題・加筆修正

参考文献: p280-282

内容説明・目次

内容説明

古代の文明が植物によって生みだされたとしたら、どうだろう。近代社会を生みだした産業革命の原動力となったものが、ある植物であったとしたらどうだろう。世界一の大国であるアメリカの隆盛の陰に、ある植物があったとしたらどうだろう。アメリカの南北戦争やイギリスと清とのアヘン戦争の陰に、ある植物の存在があったとしたらどうだろう。人類の歴史は、植物の歴史でもある。本書では、そんな植物から見た世界の歴史をのぞいてみたいと思う。

目次

  • コムギ—一粒の種から文明が生まれた
  • イネ—稲作文化が「日本」を作った
  • コショウ—ヨーロッパが羨望した黒い黄金
  • トウガラシ—コロンブスの苦悩とアジアの熱狂
  • ジャガイモ—大国アメリカを作った「悪魔の植物」
  • トマト—世界の食を変えた赤すぎる果実
  • ワタ—「ヒツジが生えた植物」と産業革命
  • チャ—アヘン戦争とカフェインの魔力
  • コーヒー—近代資本主義を作り上げた植物
  • サトウキビ—人類を惑わした甘美なる味
  • ダイズ—戦国時代の軍事食から新大陸へ
  • タマネギ—巨大ピラミッド建設を支えた薬効
  • チューリップ—世界初のバブル経済と球根
  • トウモロコシ—世界を席巻する驚異の農作物
  • サクラ—ヤマザクラと日本人の精神

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示
詳細情報
ページトップへ