新訳金瓶梅
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新訳金瓶梅
鳥影社, 2021.9
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金瓶梅詞話
金瓶梅 : 新訳
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シンヤク キンペイバイ
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Note
影印本「金瓶梅詞話」(大安1963) を底本とし、他の版本、先行研究に基づき本文を改めて訳出 (詳細は下巻解説に所載)
科学研究費補助金(17K13432)による成果の一部
Description and Table of Contents
Description
四大奇書さいごの未踏峰、いよいよその頂へ。衣服、食物、男女、宗教…。微細にわたる圧倒的な描写を渾身の筆で受け止めた充実の訳文と、読みごたえある訳注。生活感情をあざやかに追体験させる作者のするどい眼差し。
Table of Contents
- 書童が寵愛を恃んで事を収めること・平安が憤懣を抱いて舌を振るうこと
- 西門慶が怨恨を抱き平安を咎めること・書童が女形役に扮し幇間を励ますこと
- 〓謙が文をよこし娘をもとめること・西門慶が蔡状元と交わりを結ぶこと
- 馮婆さんが韓氏の娘を縁づけること・西門慶が王六児を囲い物にすること
- 西門慶が搗鬼の韓二を甚振ること・潘金蓮が雪夜に琵琶を爪弾くこと
- 西門慶が玉皇廟で祈〓をすること・呉月娘が尼僧から説経をきくこと
- 子供を抱いた瓶児が寵を願うこと・女中を装った金蓮が気を引くこと
- 西門慶と喬大戸が縁組すること・潘金蓮が李瓶児と反目すること
- 富家が門を塞ぎ花火をすること・貴賓が楼に酔い灯籠をみること
- 金をなくしたため西門慶が金蓮を罵ること・縁をむすんだゆえ月娘が喬夫人に会うこと
- 呉月娘が引きとめて李桂姐を泊めること・西門慶が酔いにまかせ夏花を締めること
- 桂姐が夏花を留めてもらうこと・月娘が玳安を怒りののしること
- 元宵に出あるき雪と雨に降られること・妻妾が笑いつつ亀の卦を立てさすこと
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