書誌事項

GEIDO論

熊倉敬聡著

春秋社, 2021.9

タイトル別名

藝道

GEIDO論

タイトル読み

GEIDO ロン

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内容説明・目次

内容説明

COVID‐19を経験したいま、人類のもつ創造性を結晶させる術としてのアートはどこに向かう(向かわなければならない)のか。日本の伝統に根ざす“藝道”をヒントに、限界芸術や民藝など、既存の概念をもういちど捉え直し、一遍から和辻、九鬼など多くの先人を踏まえつつ、瞑想や風土、さらには性愛(エロス)や貨幣経済(ブロックチェーン)の考察を経て、里山やわび茶でのGEIDO実践へと至る、長い思索の旅路の記録。

目次

  • プロローグ 一休寺(1)—虎丘庵に書かれた“暗号”
  • はじめに COVID‐19、そしてGEIDOの生態学的転回について
  • 第1章 藝術2.0からGEIDOへ—『藝術2.0』を振り返りながら
  • 第2章 GEIDOは限界芸術ではない
  • 第3章 GEIDOは民藝ではない
  • 第4章 人類は「日本人」として生き延びない—アガンベン/ハイデガーの人類学機械をめぐって
  • 第5章 脱風土化するGEIDO—和辻哲郎、クレマン、ベルクをめぐって
  • 第6章 GEIDOの「美」学に向けて—九鬼周造をめぐって
  • 第7章 GEIDOとしての性愛へ
  • 第8章 GEIDOとしての経済へ
  • 第9章 「小さな地球」、あるいは里山の再創造—林良樹の挑戦
  • 長いエピローグ 一休寺(2)—わび茶による文明の「どんでん返し」

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BC0996174X
  • ISBN
    • 9784393333877
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    xiv, 375p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
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