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クラシックの深淵

平林直哉著

青弓社, 2021.9

タイトル読み

クラシック ノ シンエン

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注記

あとがきに「本書は「無線と実験」(誠文堂新光社)に連載中の「クラシック名盤名演奏」を中心に、新原稿を加えて仕上げたもので、形としては『クラシック名盤名演奏100』(青弓社、2009年)の続篇と言える」とあり

内容説明・目次

内容説明

音楽評論家にして名盤復刻レーベルを主宰する著者が名盤・奇盤を世界中から収集し、レビューはもちろん演奏家たちのエピソードや業界の裏事情などのおもしろ/びっくりの話題を語る。深い造詣から繰り出す批評が、読む者をクラシックの深淵に誘う。

目次

  • 驚愕!半音低いシュヴァルツコップの『4つの最後の歌』(リヒャルト・シュトラウス)
  • プラハで聴く小林研一郎とチェコ・フィルハーモニー管弦楽団
  • クリストファ・N・野澤をしのぶ
  • 悪用されているデジタル技術
  • 戦前のベルリンで活躍した指揮者、オスカー・フリート
  • テオドール・クルレンツィスを検証する
  • プロデューサー、川口義晴のこと
  • 夭折の女性チェリスト、アニア・タウアー
  • 美輪明宏とカルロス・クライバー
  • 世界で最初にメトロノーム演奏をおこなった、アルバート・コーツ
  • 黒柳徹子とチェリビダッケ
  • アーノンクールについて、懐かしさと戸惑いと
  • トスカニーニの記念の年に
  • フランス・ターラの主宰者ルネ・トレミヌ
  • ムラヴィンスキー研究の第一人者・天羽健三のこと
  • ジョージ・セル、好きではないけれど、やはりすごい
  • ブルメスターと「幻の長時間録音」
  • 伝説のプロデューサー、ジョン・マックルーアとの関わり
  • 世界最古のベートーヴェン『「田園」交響曲』を聴く
  • ボッセとベルグルンド
  • 悲運の指揮者、レオ・ボルヒャルト
  • カレル・アンチェルの著作から
  • ムラヴィンスキーのチャイコフスキー『後期3大交響曲集』を再検証する
  • フルトヴェングラー・ドイツ帝国放送局1939−1945
  • 追悼、スクロヴァチェフスキを中心に
  • ジョン・ハントのディスコグラフィー
  • 映像によるクレンペラーのベートーヴェン『交響曲全集』
  • 伝統の響き、フランツ・コンヴィチュニー
  • ホルストの『組曲「惑星」』、公開初演100年記念
  • ベートーヴェンの交響曲の反復記号について
  • 録音黎明期のオーケストラ録音からみえてくるもの
  • お徳用盤は、結局のところお得ではない?
  • CD制作手記
  • 安倍政権とTPP

「BOOKデータベース」 より

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