モーリス・ブランショ : レシの思想

書誌事項

モーリス・ブランショ : レシの思想

高山花子著

水声社, 2021.9

タイトル別名

モーリスブランショ : レシの思想

タイトル読み

モーリス ブランショ : レシ ノ シソウ

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注記

「高山」の「高」ははしご高の置き換え

参考文献: p271-279

内容説明・目次

内容説明

モーリス・ブランショがその批評と作品を通して追求した「レシ r´ecit」=物語とはなにか。初期から晩年までその思想をたどることにより、言葉が“出来事そのもの”として表出する空間を明らかにする。

目次

  • 序章 「レシ」を問うために—物語・歌・出来事
  • 第1章 一九四〇年代のブランショ—「語り」としての「レシ」
  • 第2章 想起なき虚無の言明—「虚構の言語」における「レシ」
  • 第3章 「レシ」の生まれる地点—「想像的なものとの出会い」における「レシ」
  • 第4章 来たるべき歌—マラルメとクラテュロス主義
  • 第5章 子産みなき生成—「非連続の連続」としての「レシ」
  • 第6章 ブランショにおける音楽と歌—両立しえないものの共存
  • 第7章 失われた始まり—『謎のトマ』という「レシ」
  • 終章 レシの限界—歌の残滓、誰でもない者のバラに向かって

「BOOKデータベース」 より

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