「世界知」の劇場 : キルヒャーからゲーテまで

書誌事項

「世界知」の劇場 : キルヒャーからゲーテまで

坂本貴志著

(未来哲学双書)

未来哲学研究所 , ぷねうま舎 (発売), 2021.9

タイトル別名

世界知の劇場 : キルヒャーからゲーテまで

タイトル読み

セカイチ ノ ゲキジョウ : キルヒャー カラ ゲーテ マデ

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内容説明・目次

内容説明

私たちはいま、どこに立っているのか…世界は一つか複数か、その様態は天国と地獄の垂直軸に沿って構想されるべきか、それとも次元を異にする、層をなした拡がりとしてイメージされるべきか。世界像を構想する、想像力の冒険と競演—キルヒャーの『忘我の旅』からゲーテの『ファウスト』まで、古代神学=永遠の哲学と、世界の複数性のはざまで揺れ動いた十二人の思想家たちを巡る、“世界知”というヴィジョンの博物誌。バロック期から啓蒙の時代にかけて、真空、化石、無限の時空など、新たな問題を前にしたそれぞれの身振りと姿態は、人類と地球の全史が再び課題となる今日、多くの手がかりを与えてくれる。

目次

  • 序章 対蹠人 パウルス三世
  • 第1章 中国のイシス アタナシウス・キルヒャー
  • 第2章 マクデブルクの半球 オットー・ゲーリケ
  • 第3章 「いずこも同じ!」 ゴットフリート・ヴィルヘルム・ライプニッツ
  • 第4章 理性の自律 二人のクリスティアン
  • 第5章 “世界知” ヨーハン・クリストフ・ゴットシェート
  • 第6章 無限 アルブレヒト・ハラー
  • 第7章 普遍自然史 イマヌエル・カント
  • 第8章 有機的な力 ヨーハン・ゴットフリート・ヘルダー
  • 第9章 メタモルフォーゼ ヨーハン・ヴォルフガング・ゲーテ
  • 終章 “世界知”の系譜学

「BOOKデータベース」 より

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