鳥と雲と薬草袋 ; 風と双眼鏡、膝掛け毛布
著者
書誌事項
鳥と雲と薬草袋 ; 風と双眼鏡、膝掛け毛布
(新潮文庫, 11510,
新潮社, 2021.10
- タイトル別名
-
風と双眼鏡膝掛け毛布
- タイトル読み
-
トリ ト クモ ト ヤクソウブクロ ; カゼ ト ソウガンキョウ ヒザカケ モウフ
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注記
「鳥と雲と薬草袋」 (新潮社 2013年刊)と「風と双眼鏡、膝掛け毛布」 (筑摩書房 2020年刊) を合本して文庫化したもの
内容説明・目次
内容説明
「土地の名まえ」の背景には、いつも物語がある。そこに暮らす、人々の息遣いがある。峠や湖川など、地形に結びついた名まえ。植物や動物に由来する地名。街道や国境など、人の営みをめぐる地名。音やまなざしから付けられた名まえ。消えた地名、新たに生まれた地名…。空を行き交う鳥や風のように伸びやかに、旅した土地の名まえから喚起される思いを綴る、二作の葉篇随筆を合本した文庫版。
目次
- まなざしからついた地名
- 文字に倚り掛からない地名
- 消えた地名
- 正月らしい地名
- 新しく生まれた地名
- 温かな地名
- 峠についた名まえ
- 岬についた名まえ
- 谷戸と迫と熊
- 晴々とする「バル」
- いくつもの峠を越えて行く
- 島のもつ名まえ
- あとがき
「BOOKデータベース」 より